今、「こばやし のじりの湯」に、【さとがら】が飾ってあります。
「さとがら」と言いますが、別名“いたどり”のことで山菜です。

新芽が採れるのは春のみで、塩漬けや冷凍で保存ができるので保存食としても重宝されるそうで、

私も以前、塩漬けのいたどりを、塩抜きした後に煮物にして食べたことがあります。

クセも苦みもなく美味しかったです。

砂糖醤油で油炒めにして、ゴマと削り節をかけて食べても美味しいそうです。

幼少時には田んぼの土手に自生していて、塩を少しつけて生で食べていたのも思い出します。

最近では「さとがら」を目にすることが少なくなったように思います。

昔ながらの山菜が消えていくのはとても残念なので、

このように飾ることで、次の世代の方が興味を示してくれるといいなと思います。